2022年9月15日木曜日

OZORA FESTIVAL/radiOzora「LIQUID DROP GROOVE SERIES EP. 30 ”AKUMA NO NUMA”」

ハンガリーOZORA FESTIVAL/radiOzoraでのLDGポッドキャストにて8月中旬に放送された悪魔の沼の最新DJMIXがサウンドクラウドにアップされました。今年6月・川場スキー場EDENでのプレイ3時間フルバージョン。よろしければです。どうぞよろしくお願いいたします。

The latest DJMIX of Akuma No Numa, broadcast in mid-August on the LDG podcast on Hungary OZORA FESTIVAL/radiOzora, has been uploaded to Soundcloud, 3 hours full version played at Kawaba Ski Resort EDEN, Gunma, June 2022. Please hope you enjoy.















https://soundcloud.com/radiozora/akuma-no-numa-liquid-drop-groove-series-ep-30


二ヶ月に一度のLDGポッドキャスト、30作目は日本が誇る3名編成のDJ UNIT、悪魔の沼が満を持して登場する。

サイケデリックでレフトフィールド、全音楽のディープな要素をミックスしたスローテンポミュージック。本作はEDENで録音した3時間のマジカルサイケデリックジャーニー、ズブズブな沼サウンド。照明を落としてご堪能ください。

Every 2 months, LDG Podcast Series.30 features Akuma no Numa (Devil's Swamp), Japan's proud DJ trio. Extremely happy to announce this, we are just one of their sound lover, and have great respect for the cinematic stories they create.

Psychedelic, Leftfield, slow tempo deep music mixed with everything. 3 hours Magical Psychedelic Journey, dim the light. Enjoy!

【Podcast Info】
Liquid Drop Groove podcast 
Series.30 Akuma No Numa
Supported by Radiozora


LIQUID DROP GROOVE

https://liquiddropgroove.com







2022年9月7日水曜日

ele-king:Interview with Koichi Matsunaga

 ele-king 野田努さんにインタビューしていただきました。

ele-king:Interview with Koichi Matsunaga

”コンピューマ、これまでの活動を振り返る”























2012年以来、10年ぶりに取材していただきました。

これまでの活動とこれからについて

長いですが、よろしければです。
























取材:野田努

写真:塩田正幸


どうぞよろしくお願いいたします。










2022年8月19日金曜日

9.30 fri COMPUMA「A View」Release Party @渋谷WWW

アルバム「A View」リリース・イベント開催が決まりました。素晴らしき共演の皆さんと共に一夜をトライしてみます。どうぞよろしくお願いいたします。

CDアートワーク同様、鈴木聖さんによるあフライヤー、ライター河村祐介さんによるイベント紹介文も届きました。

この日のためのスペシャル㊙︎グッズ、そしてCOMPUMA最新作MIXCDRをご用意いたしました。

前売り券購入者特典、当日先着でご来場者に差し上げます。

(数に限りがありますので、なくなり次第終了とさせていただきます。)

https://www-shibuya.jp/schedule/014844.php
































そこには、きっと『A View』の向こう側の“眺め”が立ち現れる──COMPUMAアルバム・リリース・パーティー

その音を聴いた人々の感覚をフレッシュに押し広げる、そんな音楽活動を、広大な音楽のフィールドから的確に選び出す、その審美眼が裏打ちするDJプレイ / 選曲、さらにはレコード・バイヤーなどなどで行ってきたCOMPUMA。もちろん、これまでのA.D.S.~スマーフ男組、竹久圏とのデュオといった音源制作から、ここ最近のDJポッセ、悪魔の沼もまた そういった活動の一部と言えるが、2022年の初夏についに本名義初のアルバム『A View』 をリリースした。さまざまなサウンドを収集、構築して作られた電子音の連なりは、もともとは北九州の劇団"ブルーエゴナク"の2021年秋公演『眺め』の劇伴として生み出された。 ここに1曲+内田直之のダブ・ミックス1曲が追加され、一つの作品として結実したものが 『A View』となる。この作品を記念して9月30日(金)に〈WWW〉にてリリース・パーティーが行われる。出演は、COMPUMA、そして今回も含めて映像作品を手がけている住吉清隆のタッグに加えて、ライヴにパードン木村とエマーソン北村という、それぞれスタイルの違う、ある種の電子音楽の名手がそれぞれ出演する。そしてDJには、現在NEWTONE RECORDSにて、COMPUMAとともにレコード・バイヤーをつとめ、DJとしても活動の場を広げているAkieが登場。また全体の音響は、『A View』にダブ・ミックスを提供したエンジニアの内田直之が手がける。まさに『A View』の先に広がる音の“眺め”を体験する一夜となりそうだ。(河村祐介)


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沼から天を見上げる新たな眺め。

国内外でDJ/バイヤーとしても名高く、ADS~スマーフ男組での活動を経て悪魔の沼でも人気を博すアーチストCOMPUMAが数々のミックス作品やコラボレーションを経たキャリア初のソロ名義アルバム『A View』のリリース公演をパードン木村、エマーソン北村、DJのAkie、音響に本作でダブ・ミックスを担当した内田直之、収録曲「Vision (Flowmotion In Dub)」のMVを制作した住吉清隆を映像に迎え、WWWにて開催。

※一部座席あり






















COMPUMAA ViewRelease Party

渋谷WWW

9/30 18:30 / 19:30


COMPUMA

パードン木村

エマーソン北村

DJAkie


音響:内田直之

映像:住吉清隆


DOORADV:¥3,000 / U25¥2,000 / DOOR¥3,500 (ドリンク代別 / 全自由 一部座席あり)

U25チケットは25歳以下のお客様がご購入可能なチケットです。ご入場時に年齢確認のため顔写真付き身分証明書の提示が必要となります。ご持参がない場合、一般チケットとの差額をお支払いいただきます。


e+にてチケット発売開始いたしました。


INFORMATION

WWW  03-5458-7685






























COMPUMA

COMPUMA 松永耕一、熊本生まれ。ADS(アステロイド・デザート・ソングス)、スマーフ男組での活動を経て、DJとしては国内外の数多くのアーチストDJ達との共演やサポートを経ながら、日本全国の個性溢れる様々な場所で日々フレッシュでユニークなジャンルを横断したイマジナリーな音楽世界を探求している。自身のプロジェクトSOMETHING ABOUTよりMIXCDの新たな提案を試みたサウンドスケープ・ミックス「SOMETHING IN THE AIR」シリーズ、悪魔の沼での活動などDJミックスを中心にオリジナル楽曲、リミックスなど意欲作も多数。Berlin Atonal 2017、Meakusma Festival 2018への出演、ヨーロッパ・ラジオ局へのミックス提供など国内外でも精力的に活動の幅を広げている。近年のリミックス/リリース・ワークは、OGRE YOU ASSHOLE「朝(悪魔の沼 remix)」、YPY「Cool Do!(COMPUMA remix)」、MAJOR FORCE PRODUCTIONS「Family(COMPUMA Mx)、COMPUMA & 竹久圏 「Reflection」等。2022年6月にはソロ名義初となるアルバム「A View」をリリースした。一方で、長年にわたるレコードCDバイヤーとして培った経験から、BGM選曲を中心に、アート・ファッション、音と音楽にまつわる様々な空間で幅広く活動している。

https://compuma.blogspot.com

https://soundcloud.com/compuma






















パードン木村

パードン木村   音楽家、エンジニア、ハンドクラフト、etc 

1964年東京生まれ

1999年ヤン富田のツナミ・サウンドよりLocalsでデビュー

4枚の電子音楽ソロアルバムの他、土生<ティコ>剛、DJ QUIETSTORM、KILLER BONGとの共作

野宮真貴、中野裕之、宇川直宏、テ イトウワ、一十三十一、UA,、大友良英などの作品に参加

プロデュース、レコーディングエンジニアとして、Keison、与世山澄子 、今野英明、マイク眞木meets 高田 漣、児玉奈央などのアルバムを制作

菊地成孔DUB SEXTETではシンセサイザー、リアルタイムエフェクトエンジニアとして活動

アントビー社の冷蔵庫をアップサイクルしたReizoko Speakerの製作や旧車のレストア、楽器製作などのハンドクラフト

「ものづくり」が 業(カルマ)


















エマーソン北村

ミュージシャン。1980年代末から現在まで、常に音楽シーンの渦中にいてその動きに携わってきた。キーボード奏者として忌野清志郎&THE2・3's、EGO-WRAPPIN'、キセルなど多くの個性的なバンド・シンガーと共演し、「エマソロ」と呼ばれるアーティスト活動では、国内外で注目される作品を自身のレーベルからリリースしている。お店の片隅からフェスティバルにいたる日本中のあらゆる場所でライヴを行っている他、2000年代前半から韓国、2019年にはアフリカ・ケニア、2009年と2019年にはヨーロッパ各国で演奏を行った。音楽に対する広く深い理解と常にライヴの「現場」に立ち返る姿勢が、その曲と演奏に反映されている。最新作は2022年6月にリリースされた「船窓 / おろかな指」。

https://www.emersonkitamura.com/




















Akie

大阪の中古レコード店''raregroove"での約2年の勤務を経て、2018年大学卒業を機に同じく大阪にある"newtone records"に入店し、現在に至るまでレコードバイヤーを務めている。関西を拠点にDJ活動を開始。現在は東京に拠点を移し活動。バイヤー、DJ共にオールジャンルを扱っている。2022年ブリストルのレーベル〈do you have peace?〉よりミックステープをリリース。
























内田直之

1992年よりレコーディングスタジオに勤務し、録音技術を学ぶ。

その傍ら日本の Roots Rock Reggae バンドの草分けである

DRY & HEAVY の DUB エンジニアとして活動を始める。

LITTLE TEMPO、OKI DUB AINU BAND 等、

複数の国内 DUB バンドにメンバーとして参加し、

日本の DUB MUSIC を発展させるべく、日々研鑽を重ねている。























映像:住吉清隆












newdubhall:talking place「COMPUMAインタビュー」


敬愛するUndefindさんのレーベル/webサイトnewdubhallにて

インタビューしていただきました。↓

https://www.newdubhall.com/interview/compuma/











インタビュアー:河村祐介さん

写真:西村満さん

協力:東高円寺グラスルーツ












ありがとうございます。とても光栄です。

新作の事、個人的に好きな影響を受けたダブのレコードなど、、












よろしければです。

引き続きアルバム「A View」もよろしくお願いいたします。















2022年6月30日木曜日

COMPUMA「Vision (Flowmotion In Dub)」Official Music Video

2022年6月17日にリリースしたCOMPUMAアルバム『A View』。このアルバムから収録曲「Vision (Flowmotion In Dub)」のミュージック・ビデオを公開しました。本作は、五木田智央/鈴木聖によるオリジナルCDアートワークを素材に、映像作家・住吉清隆と写真家・小山和淳によって映像化された。

アルバムと合わせてお楽しみいただけましたら幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


Compuma is proud to share the official video for “Vision ( Flowmotion In Dub)” from his new album”A View”(out 17 June). Production by filmmaker Kiyotaka Sumiyoshi and photographer Kazuaki Koyama. We hope you enjoy it along with the CD. Thank you. Directed by Kiyotaka Sumiyoshi Cinematography by Kazuaki Koyama Original Artwork by Tomoo Gokita / Satoshi Suzuki From CD album COMPUMA "A View" SOMETHING ABOUT(005) 2750 yen(incl. tax) 17 June 2022 Released.

2022年6月21日火曜日

Latest DJ Mix「Compuma “FRUITFULNESS Vol.2” at SPREAD in Shimokitazawa, Tokyo on April 29, 2022」

ニューアルバムCOMPUMA「A View」からの数曲もプレイした最新サウンドスケープDJ MIXです。よろしければです。どうぞよろしくお願いいたします。


Compuma “FRUITFULNESS Vol.2” at SPREAD in Shimokitazawa, Tokyo on April 29, 2022


Latest soundscape dj mix featuring several tracks from the Compuma’s new album 'A View'. 

Please hope you enjoy.



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“Fruitfulness” Vol.2

at Spread in Shimokitazawa, Tokyo on April 29, 2022


LIve:

Albino Botanic(Albino Sound +Sayaka Botanic)

NANAO KOBAYASHI(FATHER)+MATERIAL+SAKURA KONDO


DJ:

Compuma



Interview 

FATHER×Sayaka Botanic×Albino Sound×COMPUMA×MATERIAL×近藤さくら

https://ave-cornerprinting.com/fruitfulness-06212022/


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COMPUMA

A View

SOMETHING ABOUT

005

CD

¥2,750(tax in)


17 June 2022 Release.

compuma.blogspot.com


CD-only release.

Digital release is several months away.

Please wait for information.


Directed by Kiyotaka Sumiyoshi Cinematography by Kazuaki Koyama Original Artwork by Tomoo Gokita / Satoshi Suzuki






2022年6月17日金曜日

SOMETHING ABOUT 2022 新作「A View」T-shirt!

SOMETHING ABOUT 2022 新作!

COMPUMA × 五木田智央 × 鈴木聖「A View」T-shirt リリースのお知らせです。


SOMETHING ABOUT ONLINE SHOPにて販売開始いたしました。

*お得なCDとのセット販売もございます。

お買い上げいただいた皆様、誠にありがとうございます。品切れしていたサイズが再入荷いたしました。6/29



COMPUMA 新作CD「A View」発売と同時にリリースされる、SOMETHING ABOUT2022年新作「A View」T-shirtです。五木田智央さん、鈴木聖さんによるアルバムCDアートワークから発展して誕生したもので、ポケット付きTシャツ・バックプリント(シルクスクリーン)となります。


































Tシャツのカラーは、白とグレーの2色。ボディは、日本で初めてプリント用Tシャツを作った国内シェアNo.1定番ブランドPrintstar綿100%、天竺編み、肌触り質感、ネックが伸びづらいなど精度の高いTシャツ。5.6ozヘヴィーウェイトTシャツ・ポケット付き。



































サイズは、XS、S、M、L、XL、XXLとなります。(サイズによっては数が少ないものもございます。売り切れの際はあらかじめご了承ください。)




SOMETHING ABOUT 2022

「A View」T-shirt


カラー:ホワイト / グレー

サイズ:XS・S・M・L・XL・XXL


価格:¥3,200(税込)円安スペシャルプライス!!!


XS:身丈63.0 身幅46.0 肩幅41.0 袖丈18.0

S:身丈66.0 身幅49.0 肩幅44.0 袖丈19.0

M:身丈70.0 身幅52.0 肩幅47.0 袖丈20.0

L:身丈74.0 身幅55.0 肩幅50.0 袖丈22.0

XL:身丈78.0 身幅58.0 肩幅53.0 袖丈24.0

XXL:身丈82.0 身幅61.0 肩幅56.0 袖丈26.0

(サイズは目安としてお考えください。)


ボディ:Printstar 5.6oz Heavyweight Pocket T-shirt



SOMETHING ABOUT ONLINE SHOPにて販売開始いたしました。

*お得なCDとのセット販売もございます。



















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COMPUMA

A View

SOMETHING ABOUT

005

CD



2022年6月17日(金)リリース( NOW ON SALE!)


DJ/選曲/レコードバイヤーとして、さらにはスマーフ男組、その前身となったAsteroid Desert Songs、竹久圏(KIRIHITO)とのデュオ作品、話題のDJポッセ、悪魔の沼など、さまざまな活動を続ける COMPUMAがソロ名義初のアルバム作品をリリース。北九州の演劇グループ〈ブルーエゴナク〉からの依頼によって制作された2021年秋公演の演劇『眺め』のために作られた素材を元に、共同制作者のhacchi (Urban Volcano Sounds / David Soul )とともに作り上げた9曲+1曲、さらに内田直之によるダブ・ ミックス1曲を収録した11曲。マスタリングには中村宗一郎、そして、五木田智央/ 鈴木聖とCOMPUMA作品のアートワークにはおなじみのふたりによるジャケットCD(デジパック+ブックレット)としてリリース


1. Vision(Flowmotion In Dub)

2. View 1

3. View 2

4. View 3

5. View 4

6. View 5

7. View 6

8. View 7

9. View 8

10. View 9

11. View 2(Dub)

track11 dub mix by 内田直之

マスタリング:中村宗一郎、アートワーク:五木田智央/鈴木聖



■アルバム概要
ついにCOMPUMAが待望のソロ名義初のアルバム作品『A View』を6月17日(金)に自身のレーベル 〈SOMETHING ABOUT〉から、CDリリースする。 

2021年秋、北九州の演劇グループ〈ブルーエゴナク〉からの依頼によって制作された演劇「眺め」(注1)の為の楽曲を素材に、共同制作者のhacchi(Urban Volcano Sounds / David Soul )とともに新たにアルバムとして作り直されたオリジナル楽曲9曲+ダブ・ミックス2曲計11曲のオリジナル・フル・アルバム。 

その縦横無尽なDJ / 選曲活動に加えて、2007年のアルバムがまさかの2021年にLP化となったスマーフ男組、そしてその前身となったAsteroid Desert Songs、また竹久圏(KIRIHITO)とのデュオ作品などなど、これまでユニット、そしてコラボ作品、リミックスなどのリリースも行ってきたCOMPUMAだが、そのソロ名義としては本作が初のアルバムとなる。最近ではDr.Nishimura、AwanoとのDJポッセ、悪魔の沼も含めて、 海外のラジオショーでもそのプレイが話題になるなど、注目を集めるなか、ソロ名義としては初のアルバム 作品のリリースとなった。 

電子音やフィールド・レコーディング+α、その間に宿る空間も含めて、そのサウンドは様々な景色を想起させる、そんなイマジネーションを静かに刺激するまさに“眺め”の音楽。世界的に見ても、昨今のアンビエント~IDMシーンで顕在化しつつある、ニュー・エイジ・アンビエント~環境音楽リヴァイヴァルの、その次なる流れにあって、唯一無二の存在感を放つ作品だ。 

またアルバムに収録される2曲のダブ・ミックスだが、ひとつはシンガポールのレーベル〈Midnight Shift〉 から5月末にリリースされる、DJ行松陽介キュレーションによるコンピ『Midnight is Comin’』(注2)に収録された楽曲「Flowmotion(IN DUB)」の自らによる新たな別ヴァージョン「Vision(Flowmotion in Dub)」を、そして、本作収録の演劇「眺め」の為の楽曲「View 2」を、LITTLE TEMPOやOki Dub Ainu Band、さらにはGEZAN 『狂(KLUE)』のミックスも話題になった内田直之がダブミックスを手掛けてい る。 

マスタリング・エンジニアには、坂本慎太郎やOGRE YOU ASSHOLEなど、数々の作品を手がけているピースミュージック中村宗一郎を起用。アートワークは世界的な画家で、国内ではMETA FIVE、TOWA TEIなど のジャケット・アートでも知られる五木田智央、そしてデザインは鈴木聖と、これまでのCOMPUMA作品を 手がけてきたふたりによるプロダクトとなっている。(河村祐介) 


注1:ブルーエゴナク演劇「眺め」 

http://buru-egonaku.com/2021/07/15/nagame/ 

注2:コンピレーション Midnight Shift「VA/Midnight is Comin’」 

https://mnshift.bandcamp.com/album/midnight-is-comin 



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未来と過去、その情景について―


「もはや自分が幸せにこの人生を終えられるかだけが、この人生の問題ではないのだな と考え始めました。もはや目の前の絶望は半ば諦めて、自分の死後やもっとその先の未来の、どこかの希望を描くしか現実味(リアリティ)を保つことはできない。それは言わずもがな、コロナだけが理由ではありません。」 

本作は、私が主宰する劇団〈ブルーエゴナク〉の演劇作品『眺め』の公演音楽として制作された楽曲群を、制作者である COMPUMA氏が新たに手を加えて再編集したものです。 上記の文章は、公演の当日に配られるパンフレットに掲載した私の挨拶の一文です。 

私は『眺め』の制作を通して「1000年先の希望」について考えていました。コロナや経済的な分断、社会問題の数々、著しく想像力に欠けた今日の社会がこれ以上悪くならないように、いつかの未来のために私は、おそらく私の死後に(しか)訪れ〈る/よう のない〉希望を描きたいと考えました。人はなぜ、芸術を作り、鑑賞し、関わるのか。 また、執拗に憎しみ、また、多大な感銘を受けるのか。それはこの世界において、フィ クションにしか託せない切実があるからではないでしょうか。その切実が鑑賞者に届いた時、今まで見えていなかったもう一つの現実の存在に気付かされるでしょう。自分が見ている世界を食い破るような体験が芸術には可能なのだと、私は多くの芸術を鑑賞し、 そして自身で演劇作品を制作することで実感しています。 

『眺め』において COMPUMA氏の楽曲群は、私の想像する世界に未来の粒子を含んだ風を吹かせ、現前化される物語に抽象的な時間の流れを付与してくださいました。演劇ではその形式上、未来から過去まであらゆる時間が鑑賞者の目の前に提示されます。その仕掛けに大きく作用していたと感じるのは、本作で最も象徴的な音。水面に水滴が垂れて、 それが波紋のように広がっていく音です。うっすらと遠ざかっていくのに、どこまで行っても消え去りはしない小さな波紋。それはまるで 1000 年先の未来から聞こえてくるような音像です。 

微かでも、希望が鳴り続ける世界でありますように。
『A View』までの道程に関われた光栄と、COMPUMA 氏への感謝を込めて。 


2022.5.7 穴迫信一 




■コメント 

いつも独特な世界を観せてくれるCOMPUMA。曲の展開していく時間の流れや寄せてこない感じがたまらなくイイ。今作も素晴らしい!
森 俊二(222) 


演劇の劇伴から派生したという本作、ミュージック・コンクレートのようでもあり、アヴァンな現代音楽家の作品のようでもあり、環境音楽的であり、またCOMPUMA持ち味のスペイシーさや間もあり、痛快。とにかく耳をそば立てたくなる。今までMix CDで聴いていたCOMPUMAの美意識が詰まっています。松永くん、出会ってから実は30年くらい経ってますね。ソロでの初の作品リリース、本当におめでとうございます祝今後のご活動も楽しみにしております。 

Kaoru Inoue 


COMPUMAの作品やDJがこれからもわたしの音楽のよろこびかたをふくらませ、人生にたくさんのきらめきを与えてくれることを確信し、胸がいっぱいになりました。

LIL MOFO 


■プロフィール■
COMPUMA 松永耕一、1968年熊本生まれ。ADS(アステロイド・デザート・ソングス)、スマーフ男組で の活動を経て、DJとしては国内外の数多くのアーチストDJ達との共演やサポートを経ながら、日本全国の 個性溢れる様々な場所で日々フレッシュでユニークなジャンルを横断したイマジナリーな音楽世界を探求し ている。自身のプロジェクトSOMETHING ABOUTよりMIXCDの新たな提案を試みたサウンドスケープ・ミックス「SOMETHING IN THE AIR」シリーズ、悪魔の沼での活動などDJミックスを中心にオリジナル楽 曲、リミックスなど意欲作も多数。Berlin Atonal 2017、Meakusma Festival 2018への出演、ヨーロッ パ・ラジオ局へのミックス提供など国内外でも精力的に活動の幅を広げている。近年のリミックス/リリー ス・ワークは、OGRE YOU ASSHOLE「朝(悪魔の沼 remix)」、YPY「Cool Do!(COMPUMA remix)」、 MAJOR FORCE PRODUCTIONS「Family(COMPUMA Mx)、COMPUMA & 竹久圏 「Reflection」等。 一方で、長年にわたるレコードCDバイヤーとして培った経験から、コンピレーションCD 「Soup Stock Tokyoの音楽」など、BGM選曲を中心に、アート・ファッション、音と音楽にまつわる様々な空間で幅広く活動している。







ニューアルバムCOMPUMA「A View」からの数曲もプレイした最新サウンドスケープDJ MIXです。よろしければです。どうぞよろしくお願いいたします。

Compuma “FRUITFULNESS Vol.2” at SPREAD in Shimokitazawa, Tokyo on April 29, 2022

Latest soundscape dj mix featuring several tracks from the Compuma’s new album 'A View'. 

Please hope you enjoy.